地獄太夫図 Jigoku-Tayu

江戸の浮世絵師たちの間でも人気のモチーフであったとされる、地獄太夫を描いてみました。 地獄太夫は室町時代の遊女で、実在した人物とされている。 以下Wikipediaより 「如意山中で賊にとらわれたが、あまりの美貌のため遊女に売られ、泉州堺高須町珠名長者に抱えられた。現世の不幸は前世の戒行が拙いゆえであるとして、自ら地獄と名乗り、衣服には地獄変相の図を繍り、心には仏名を唱えつつ、口には風流の唄をうたったという。」 一休宗純が太夫を見て「これはまた随分と美しい地獄もあったものだ」と歎賞すると、太夫は「人が死んだら地獄に落ちるように、わたしに会って惚れない者はいない」と返し、2人は主従関係を結びのちに太夫は悟りを開いたとされているそうです。 一休も連作として描きたいです。
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